北海道お祭り情報!

北海道お祭り情報!

苫小牧漁港ホッキまつり

有名なものから知る人ぞ知るなものまで、日本全国いたる場所でさまざまなお祭りやイベントが行われています。もしかしたら、知らないだけで毎日のようにどこかでお祭りがあるのかもしれませんね^^

さまざまなお祭りやイベントが行われているのは北海道も同じ!
お祭りならではの景色が見られたり、おいしいものが食べられたり、ステージイベントがあったり、花火があがったりとそれぞれに趣向が凝らしてあって、やっぱりお祭りは楽しい♪

どんなお祭りでも、ついお財布の紐がゆるくなっていろいろと買ってしまったりもするけど、それも楽しいし、開催日を楽しみにしてしまいます( ´艸`)

北海道で行われるお祭りも楽しみにしているのがたくさんあるんですが、いま気になっているのは「苫小牧漁港ホッキまつり」!

北海道苫小牧市が漁獲量日本一を誇る「ホッキ」
正式名称は「ウバガイ(姥貝、学名 Pseudocardium sachalinense)」と言うのですが、北海道では「ホッキガイ(北寄貝)」と呼んでいて、アイヌ語では「ポクセイ(poksey)」や、「トゥットゥレプ(tutturep)」などと呼ばれています。
生のままお刺身やお寿司にしたり、炊き込みご飯、煮付け、佃煮、バター焼き、天麩羅などさまざまな調理法でおいしく食べられるんですよね^^

そんなホッキを堪能できるのが、毎年10月中旬に行われている「苫小牧漁港ホッキまつり」なんです^^
苫小牧ご当地グルメの定番であるホッキカレーをはじめ、ホッキごはん、ホッキラーメン、ホッキまん、ホッキバーガーなど、ホッキを使ったさまざまな料理を食べることができる、ホッキづくしのお祭り♪
苫小牧漁港ホッキまつり
ホッキづくしでホッキばっかり食べてても、どれもこれもおいしいから飽きることがありません( ´艸`)

それに、先着となりますが特別価格での「ホッキ貝販売」も実施されます。普段では買えないような値段で買えるとあって、毎年行列ができるほどの人気ぶり!
早い者勝ちなのでお買い忘れのないように(笑)

他にも、ホッキの早むきを競う「ホッキ早むき競争」や、小学生以下を対象にしたホッキ狩りを楽しむ「ホッキ狩り」など、ホッキづくしの催しが行われたり、海産物などが当たるビンゴ大会「前浜ビンゴ」、秋サケが丸ごと1匹当たる「鮭の棒引き」、音楽ライブなどが行われる「ステージイベント」など、子どもから大人まで楽しめるような内容が盛りだくさん♪

とまぁ、開催されるのが楽しみなんですが、9月の上旬に起きた地震の影響で、中止になってしまったイベントもたくさんあるし、営業再開されていないお店もたくさんあるけど、こんな時だからこそ、こういったイベントが中止とならず開催されて、訪れた人に笑顔になってもらいたいですね・・・。

登別温泉湯まつり

お祭りって夏や秋に行われいるイメージを、私は勝手に持っているのですが、もちろんそんなことはないんですよね~^^;
むしろ寒~い北海道は、冬が本番って感じで、冬に行われているイベントもたっくさんあります。やっぱりその時季にしかできないことってありますもんね^^
暑いからとか、寒いからなんて言っていないで、お祭りやイベントにどんどん参加して楽しまないといけませんね^^

さてさて、冬になって日に日に寒さが厳しくなっていますが、今回はそんな寒さの厳しい節分に毎年行われている「登別温泉湯まつり」のご紹介をしちゃいま~す♪

温泉天国とも言われている北海道。そんな北海道のなかでも、登別温泉は9種類もの温泉が湧き出す日本有数の温泉郷として、質・人気ともに非常に高く、毎年「にっぽんの温泉100選・総合ランキング」で上位にランクインしている人気の温泉地。
そんな登別温泉で毎年開催されているお祭りが「登別温泉湯まつり」です。
40年以上続いていて伝統のあるお祭りなんですよ^^

「登別温泉湯まつり」は、豊富な湯量と多彩な泉質を誇る「湯」への感謝と、お湯が尽きる事のないよう繁栄と無病息災の祈りを込めて行われます。

カルルス温泉の湯治客を訪問し湯鬼神かぐらの披露と1年の厄払いが行わたり、金棒に結びつけられた絵馬を湯鬼神による昇天お炊き上げを行ったり、赤鬼、青鬼の湯鬼神が地獄谷から登場しホテルや旅館、商店を回って厄払いを行ったり、4日の夜には100人もの下帯姿の男性たちによる「源泉湯かけ合戦」など、さまざまな催しが行われます。
登別温泉湯まつり

「源泉湯かけ合戦」は4日のメインイベント!赤が勝つと湯温が上がり、白が勝つと湯量が増えると言われていて、下帯姿の若者たちが激しくお湯をかけあい、会場は熱気と湯気に包まれます。
いくら熱気と湯気に包まれ、かけあうのはお湯だとは言っても、ただでさえ寒い北海道の寒さも厳しい2月に、下帯姿でなんて見てるこっちが寒々しい^^;参加してるほうが寒さなんて忘れて楽しめたりするのかな?
けど、白熱した様子は見てるだけでも楽しめる~( ´艸`)
源泉湯かけ合戦

他にも、登別温泉街の泉源公園では、伝統芸能「湯鬼神かぐら」や、子宝の湯がある登別温泉の「子宝もちつき舞」などが披露されます。子宝もちはおしることして訪れている人たちに振る舞われ、甘酒も無料で振る舞われたりするんですよ^^

2018年だって2月3日と4日に行われ、来年は土日の開催だから訪れやすいのではないかと思います。ただ、時間が3日が昼から夜にかけて、4日は夕方から夜にかけてなので、寒さ対策は万全にしておきましょうね^^
でないとせっかくのお祭りが楽しめなくなってしまうかも・・・(笑)

金毘羅神社列大祭

昔から続く伝統あるお祭りもあれば、地域の活性化のために行われているイベントもあったりと、お祭りやイベントが増えているような気がするのは私だけなのでしょうか?
いくつになっても“お祭り”と聞くと楽しみでウキウキとしてしまうお祭り好きには嬉しい限りですね^^

もちろん北海道でもたくさんのお祭りが行われているわけで、そのどれもが楽しめるものばかり♪そんなお祭りのなかから今回は「金毘羅神社列大祭」に注目してご紹介しようと思います^^

北海道の三大祭りの一つに数えられている「金毘羅神社列大祭」は、根室の文化財として受け継がれる大事な神社のお祭りで、「こんぴらさんの夏祭り」とも呼ばれています。
金毘羅神社列大祭

根室市にある「金刀比羅神社」で毎年8月9日~11日に開催されていて、9日に宵宮祭、10日に本祭、10日・11日に市内巡幸が行われ、9日は社殿前で奉納剣道大会が、11日には境内土俵で奉納相撲大会も行われます。

10日と11日の2日に渡って行われる市内巡幸は、奴行列を先頭に獅子、猿田彦、雅楽寮、稚児、神職総代などが続き、豪華できれいなお神輿は約120名の若者によって奉担され、勇ましい掛声と共に街を練り歩きます。
この神社行列のあとに、市内4つの祭典区から繰り出される山車が笛太鼓、金棒、手古舞、子供神輿などと続き、約1kmにもなる大行列となります。
また9日と10日の夕方から御旅所前で行われる祭典区総出演の「音と力の競演」の熱演も、たくさんの観客を惹きつけ夢中にさせてくれます。

市を挙げて行われる金毘羅神社列大祭は道内でも有名で、1888年に神輿巡幸が行われて以来、永い伝統を誇っています。これだけの歴史を誇るのは道内の神社でも数えるほどしかないのだとか・・・。現在でも盛大に行われていて、根室市の夏の風物詩として親しまれているんですよ^^

そして、夏祭りに露店はかかせませんよね!このお祭りでは、歩行者天国となった通りに200を越す露店があり、たくさんの人で賑わいます。200もの露店があると、見て回るだけでも楽しめそうだし、あれもこれも欲しくなってしまいそう(笑)
ただ、お祭りは金毘羅神社の本殿で行われますが、露店街や夜のイベント会場は神社からは歩いて20分くらいの市内中心部になります。
本殿と露店の出ている場所が少し離れているからちょっと不便に感じてしまうかもしれませんが、伝統あるお祭りも楽しんでもらいたいし、夏の風物詩ともいえる露店も楽しんでもらいたいものです( ´艸`)

お祭り自体も昼間の明るい時間帯から行われるから子どもと一緒でも行きやすいし、露店は朝から夜のわりと遅い時間までしてるから長い時間楽しめますよ♪
まだ行ったことがない人は行ってみることをオススメ!

登別地獄まつり

毎日暑い日が続いていますが、お盆も終わって8月も終わりが近づいてきました。まだまだ残暑が厳しく秋はほど遠いように思いますが、もうすぐ9月になるし、季節の移り変わりというのは早いものです^^;

だけど、9月が来る前に北海道登別市で行われている登別最大のお祭りが待っていますね^^このお祭りへ行かないことにはまだ夏は終わりません!秋を迎えることなんてできません!!
ということで、今回はいよいよ今週末に迫った「登別地獄まつり」のご紹介をします♪

「登別地獄まつり」は、毎年8月の最終土曜日と日曜日に登別温泉極楽通りで行われているお祭りです。

登別温泉の名所である地獄谷の“地獄の釜の蓋”が開き、閻魔大王が赤鬼や青鬼を引き連れて温泉街に姿を現します。
活火山の噴火による爆裂火口跡として、地獄谷が出現したのが約1万年前のことです。その地獄谷には年に一度“地獄の釜の蓋”が開き、閻魔大王が大勢の赤鬼や青鬼を従えて温泉街に現れるという物語が古くから息づいているのですが、「登別地獄まつり」はその物語にちなんだ登別最大のイベントとなっています。
閻魔大王や鬼が出てくるので、もしかしたら小さな子どもには怖いお祭りかもしれませんね^^;

1951年7月に支笏洞爺国立公園の国立公園指定に伴い開催された「温泉祭り」が登別地獄まつりのはじまりで、1964年9月4日に第一回となる「登別地獄まつり」が開催されました。2004年にはお祭りの期間が2日間に短縮され今でも2日間の開催なのですが、第五十回となった2013年は3日間開催されたりもしました。
2014年には、地獄についてを描いたアニメ「鬼灯の冷徹」とのコラボレーションも行われ、日本全国からファンが訪れたこともあるんですよ^^

お祭りの開催中は、温泉街のメインストリートである極楽通りでは、「前触れ太鼓」や、重さ約1トンの赤鬼みこしが登場する「鬼みこし暴れねりこみ」、観光客もいっしょに踊れる「鬼踊り大群舞」、高さ約6mの閻魔大王が形相を変えて地獄の審判を下す「閻魔大王からくり山車」など、さまざまな催しが行われます。

温泉街の極楽通りを閻魔大王が練り歩く様子は、見ごたえがあります!
登別地獄まつり

お祭りのフィナーレを飾るのは、夏の風物詩とも言っていいい豪快な打ち上げ花火!夏の夜空に咲く花火に感動するとともに、夏の終わりを感じるかもしれませんね^^

歴史もあり、迫力もあり、見ごたえがあるので、一度は訪れてみてほしいお祭りのひとつです。
花火は2日目だけですが、閻魔大王からくり山車や、鬼みこし暴れ練りこみ、鬼踊り大群舞などは2日間行われているので、どちらか1日だけでも訪れてお祭りを楽しんでみてはどうですか~?
夏の終わりに素敵な思い出ができると思いますよ( ´艸`)

かもめ島祭り

北海道旅行へ行った時に偶然見ることができた「かもめ島」で2日間繰り広げられる海のお祭りについて紹介してみようと思います。

「かもめ島」とは北海道の函館市江差町の檜山道立自然公園の中にある町の象徴とも言える島で、南北に細長く伸びている形がかもめの羽ばたく姿のようなので「かもめ島」と親しまれているんだとか・・・。なんかいいですよね。^^

さて本題のお祭の紹介に入りますね!このお祭りは、2日間あるということで様々な催しが行われています。
その中でも私が最も驚かされたのは1日目に行なわれる、日本海に顔を出した「瓶子岩」(ヘイシイワ)は根元は細い突起状の大きな岩なのに、何人もの鉢巻&ふんどし姿でお払いを受け身を清めた漁師の男の人が連なって登って大きなしめ縄を巻くという催しでした。
見ているだけで岩が崩れないか!?人が落ちないか!?本当に怖くなります。
まず昨年の古いしめ縄を蹴り落としてから、今年出来上がったばかりの500キロはあろうかという巨大しめ縄をかつぎ上げ掛け替えるのです。

岩とは言え高さは10メートルもあり足元も悪く、人が登るだけでも大変なのにあんなに大きなしめ縄を引っ張り上げるのは流石地元の漁師の男ですね!そのしめ縄も当日に漁師の人たちが一致団結して 細い一本の縄とわらを束ねて作っていきます。
それをわらで包んでさらに太くし、これを全部で3本作ります。みんなで横一直線に並んで声を掛けながらすること約4時間。
どれだけ手に豆が出来るでしょうか…。
危険な事ではありますが、この町にとって海上安全、大漁を祈願には大切な年中行事なのです。
巨大なしめ縄を掛ける
そのかたわらでは、江差沖揚げ音頭保存会による沖揚げ音頭が披露され、江差の町を支えた先人のニシン漁の様子を伝えていました。

また、町内“いにしえ街道”では初夏の空の下色鮮やかな浴衣を着た地元住民や近隣の企業の人たちの1000人近い踊り子たちが、かもめ島までの道のりを1時間かけて練り歩いていきます。見ているととても華やかな気分になり、道端で見ている観客や私も思わず一緒になって踊りに参加した位でした。

優雅なパレード

 

そして、2日目は海上で10人1チームでボートレース「全道北前船船競漕大会」が行なわれます。近隣から集まった各チーム様々なコスチュームを身につけ長さ8メートルの朱色の船にこぎ手とドラ打ち、かじ取りの計10人で乗り込み、往復180メートルのコースで速さを競い合います。
ガン!ガン!ガン!ガン! と銅鑼(ドラ)の音に合わせて一生懸命に息を合わせ漕ぎまくり、観客からは大きな歓声がかけられます。最初は揃っていたのに徐々にバラバラに行く様が見ていて悔しくなり、息を合わせて漕ぐ姿に心が躍ります。

ボートレース

かもめ島の特設会場では、出店がズラリとならび、なかでも新鮮な魚介類の炉端焼きコーナーが人気があってとても美味しく大人気でした。子供たちにはキャラクターショーやゲーム大会などがあります。

あまりメジャーではないお祭りですが、男らしい壮大な神事やや華やかなパレード、躍動感溢れるボートレースなどなど色んな感動をもらった素敵な時間でした。皆さんも江差町に行ってみませんか?!^^

北海道の花火大会

もうすぐ夏も終わってしまいますね。名残惜しいです。だって、夏と言えばやっぱり生ビール!ビアガーデンで飲む生ビールのおいしいことなんの♪なんて思う私はオヤジなんでしょうか?いやいや大人の楽しみということで・・・。
なんにせよ、今年の夏も海にプールにバーベキュー、夏祭りに花火大会と満喫しましたよ。
花火大会で何千発と打ちあがる花火はすごくきれいで思わず見入ってしまいました。写メにとれないものかとがんばってみましたが、やっぱり難しくてきれいにとれているのは数枚あっただけでした。数枚あっただけでも良かったのかもしれませんが・・・。写メをとろうとせず大人しく花火を見てればよかったと後悔した今年の夏の思い出でした。

夏のイベントはさっきも言ったようにたくさんありますが、私はやっぱり花火大会が一番楽しみなんです。夜空におおきく咲く花にはほんとに見とれてしまいます。
隅田川花火大会やなにわ淀川花火大会なんかは有名ですが、北海道でも花火大会があるんですよ。北海道のお祭りと言えば雪まつりを思い浮かべてしまいますよね。そこで今回は、北海道で開催されている花火大会のなかから、私の独断と偏見で選んでご紹介していこうと思います。

モエレ沼芸術花火
もともとは2012年に「モエレサマーフェスティバル」として誕生した花火大会なんです。それが「花火というエンターテイメントは夏に限らず、本物の花火を札幌市民に届けたい!」という思いから毎年開催することを目指して20014年に「モエレ沼芸術花火」へと名称を変えました。
4回目となる今年も9月5日に「モエレ沼公園」にて開催され、1万8000発が打ち上げられる予定となっています。
釧路大漁どんぱく花火大会
今年で12回目を迎える「釧路大漁どんぱく」の2日目に開催される花火大会。釧路川、釧路川河口、釧路港の3カ所から打ち上げられ、釧路大漁どんぱく花火大会のメインと言ってもいいくらいの北海道最大の三尺玉は圧巻です。
道新・UHB花火大会
札幌市の豊平川河川敷で開催される今年で60年の歴史を誇る花火大会。3部構成のプログラムから約4,000発の花火が約1時間打ち上げられます。
道新十勝川花火大会
十勝川・十勝大橋下流河川敷で開催されています。6部構成のプログラムとなっていて約45分打ち上げられるのですが、打ち上げ数は非公開となっています。

もう夏も終わりということで終わってしまった花火大会もありますが、これから開催されるのもあるのでまだ花火を楽しめますよ。
また機会があれば他の花火大会も紹介したいと思うのでそれまで楽しみにしててください。

鹿追町「白蛇姫まつり」

突然の始まりですが・・・爬虫類は嫌いなので、もちろんヘビは嫌いです。
あのクネクネ動く姿も、ペロンと出す舌も、ウロコも・・・何かをされた訳ではないのですが、全部嫌いなのです。
だから、テレビでヘビ好きなんです~♡と体に巻き付けているのを見ると、有りえへん!と思ってしまうんですよね。なのに、自分の守り神は「ヘビ」だと思っている私。
一時、夏になると決まって、蛇の夢を見る日が何日もあったりしたせいでしょうか。
思い込みで、ヘビの指輪まで買ってしまったのには、自分でも呆れていますが・・・
元々嫌いな生き物の指輪などするはずがないですよね。大失敗です(-_-;)

ヘビは最も霊性が高い存在として、世界中で崇められ、同時に忌み嫌われてきました。
強い生命力、治癒力、再生力、優れた知恵、豊作の象徴などの、神聖で良い意味がある一方、執念深さ、誘惑、破滅の象徴といった、悪の化身とも呼ばれるくらい悪い意味も持っています。
ヘビの中でも白ヘビは、最高の霊力を持つと言われ、生命の源・出世・金運・財運をもたらし、蓄財の神でもある弁財天の使いと言われています。また、神の化身、神の使いと呼ばれる白ヘビが夢の中に出てきた場合は、幸運の訪れを予感させる大吉夢なのです。

とここでまた私事ですが、小学生の頃、家の裏の畑に白ヘビがいる夢をみました。多分「日本昔ばなし」あたりで知恵をつけた私は、朝起きると同時に畑に向かい、お金が落ちていないか探したことがあります。夢のヘビはグレーがかっていたにも関わらず、白ヘビと信じて探したのですが、あるわけもなく子供ながらに落ち込んだのを覚えています。こんな過去もあってか、やっぱり自分の守り神は「ヘビ」だと信じずにはいられないのです。

毎年7月に、然別湖を舞台に繰り広げる「白蛇姫まつり」。
凶年の年に白蛇の化身が現れ、湖でオショロコマを得て飢えをしのいだという「白蛇姫伝説」。
湖の守り神である女神に、一年の豊作と安全を祈願する鹿追町の一大イベントです。
アイヌの人々の夢のお告げをもとにした、全長13mの親ヘビと8mの子ヘビの勇壮な舞は、幻想的で神秘の世界を作り上げます。
特に然別湖畔において、夜にスポットライトを浴びて催される、リアルな白ヘビの舞いは、とても感動的です。ステージでは、華やかなアイヌの民族音楽が奏でられ、おとぎ話が現実になったようなクライマックスを迎えるのです。
アイヌの人々による神々への儀式「カムイ・ノミ」やアイヌの古式舞踊など、自然との関わりも体感することができます。
鹿追町白蛇姫舞保存会と、それを支える白蛇応援隊が、ひとつひとつ丁寧に作り上げられた白ヘビは、やがて魂を吹き込まれ勇壮な舞を繰り広げます。
受け継がれ守られていく伝統。アイヌの人の魂は生き続けていくのですね。

さっぽろの祭り

・さっぽろ雪まつり【2月】

札幌の冬の行事として国内外に定着した『さっぽろ雪まつり』

祭りの期間中は国内外から約240万人が会場へ訪れます。札幌市内中心部の大通り公園に会場を設置し、会場には大雪像から市民雪像、バラエティに富んだ雪像などなど、約1.5キロメートルにわたり様々な雪と氷の作品が並びます。透き通った氷と真っ白な雪で作られた芸術品には、それぞれ制作した人の思いやメッセージが込められており、観る者の心をつかむ芸術品に会場のあちらこちらから感嘆の声があがります。

第二会場になっている「つどーむ会場」では、屋外に雪のすべり台やスノーラフトなどを設置し、雪とふれあいながら子供から大人までが楽しめ、すすきの会場では「氷を見る」から「氷を楽しむ」をテーマに、イルミネーションを使って氷の彫刻作品の展示や、アイスバーが設置されています。

さっぽろ雪まつりは、雪と氷の祭典は厳しい寒さを逆手にとって楽しむ、北国ならではの冬のお祭りですね✩

 

・北海道神宮例祭(札幌まつり)【6月中旬】

初夏を感じる風が吹く頃に行われる北海道神宮例祭。

市民はこの祭りを機に厳しい寒さの冬が過ぎ夏を迎えることを感じるそうです。祭りのハイライトはなんといっても千人以上の市民が平安時代の絵巻物を彷彿される色とりどりの衣装をまとい、8基の山車と北海道神宮の神様を乗せた4基の神輿を中心に市内を練り歩く神輿渡御。午後には札幌の大通りで神輿と山車のお披露目の時間が設けられ、たくさんの市民が集まります。また北海道神宮で行われる伝統的な巫女の舞や、弓の儀式など厳かな奉納行事が行われます。

北海道神宮だけでなく、中島公園内にもたくさんの昔ながらの露天が500店も並び、祭りを盛り上げますので、平安絵巻に魅了されながら、懐かしい縁日をそぞろ歩いてみませんか✩

 

・さっぽろ夏祭り【7月中旬~8月中旬】

北国の夏を楽しもうと札幌市民が心待ちにしている『さっぽろ夏祭り』

札幌市民のオアシス、大通り公園で開催される大通りビアガーデンには夕方になると仕事帰りの地元市民が大勢集います。ビアガーデンらしい賑わいもいいですが、ゆったり過ごしたい人には比較的すいている昼の時間帯か土日がおすすめです。また、各ビアガーデン会場にはそれぞれのオリジナルメニューが登場します。北海道の素材をつかったオリジナルメニューのなかには会場限定で販売されているものもあるので、いろいろな会場を巡るのも楽しみの一つです。みじかい夏を楽しむさっぽろで、さわやかな涼しい風が吹かれながら冷えたビールを味わってみませんか✩

小樽の祭り

住吉神社例大祭【7月中旬頃】
札幌、函館と並び「北海道三大祭り」と呼ばれている住吉神社例大祭。
住吉神社は木造としては北海道内では最大規模を誇り、平成30年に鎮座150周年を迎える歴史ある神社です。
境内や周辺の市道を合わせて200以上の露店が出店します。
2日目の本祭で行われる、その名の通り百貫のお神輿を担ぐ「百貫神輿御幸渡卸」が有名ですが、初日の「四神神輿渡卸」では一般の方も希望すればお神輿を担ぐことができ、社務所で半被の貸し出しも行っています。

小樽潮まつり【7月下旬】
小樽港第3ふ頭周辺で開催される海への感謝と小樽の発展を祈念するお祭り。毎年100万人が訪れる小樽を代表する夏のお祭り。
小樽潮音頭や潮踊り唄に合わせて5000人を超える参加者が市街地を踊りながらねり歩く「潮ねりこみ」はコンテスト形式になっており参加する各団体、チームが一丸となって優勝をめざす一大イベント。
その他には漁船・観光船で海上をパレードする「潮わたり」。花火大会などが行われる。

北の収穫祭ワインカーニバルin小樽【9月中旬頃】
小樽に本社がある北海道ワイン本社工場前のSL広場にて行われるワインをメインとした秋の収穫祭。
自社のワイン販売は勿論、炭火焼ローストビーフやチーズフォンデュなどワインにあう料理や季節の食材が楽しめる露店がたくさん出店しています。
安心してワインを楽しめるようJR小樽駅より無料の送迎バス有。
また、ご当地アイドルやモノマネなどのステージショー、子供向け縁日などのブースもありお子様連れでも楽しめます。

後志収穫祭【9月中旬頃】
ウイングベイ小樽5番街ネイチャーチャンバーにて開催される後志管内の特産品の紹介・販売のお祭り。
獲れたて最旬の魚介類やその魚介を使った加工食品をはじめ、B-1グランプリに出店予定の「小樽あんかけ焼きそば」や小樽市民のソウルフード「ばんじゅう」等々、地元の名物や特産品が一堂に会するイベント。
トークショーやクラフトショップなどのイベントも有り、

小樽ゆき物語【11月中旬~1月中旬】
小樽観光協会主催。町ぐるみで行われる地域活性化目的のイベント。
ガラスの街として有名な小樽ならではのガラスアートギャラリーや300個の浮球を使用した浮球ツリー、3000個のワイングラスを使用したワイングラスタワーの展示をはじめ、市内の飲食店の鍋料理を紹介する「machi・nabe100選」、5000個の光の球を小樽運河に放流する「小樽ゆき物語冬の流星」など数々のイベントが催されます。

雪の祭り

・雪ん子広場

最北の国立公園・利尻島で行われるイベントです。豚汁や、おしるこを振る舞われたり、スノーカーリングON雪だるま、漬け物石カーリングなど、優勝賞金三万円が出たり、大抽選会は総額15万円のなどなど、ちびっ子、お年寄り、皆で楽しく参加できるお祭りです。
日程:2014年2月11日
会場:利尻富士町 公民館前駐車場
お問い合わせ:雪ん子広場実行委員会(鬼脇公園館内)0163-83-1321

・ウインターサーカス
寒くて長い北海道の冬を楽しむアートプロジェクト「ウィンターサーカス」を開催。北海道の「雪」を使ったアートをアーティストが発想し、地域が製作をサポートして作ります。まっ使徒な雪景色に現れる雪のランドアート。アートな特別な空間へと変わります。そして春の訪れとともに雪が少しずつ溶けてなくなるまで自然が作る造形の魅力と季節の変化を楽しみます。
日程:2月9日~10日
公式:http://www.taisetsu-furano.jp/wintercircus/
問い合わせ:0166ー35-5731

・「東神楽120年記念ウィンターフェスティバル」雪あかり
ジャズや、よさこいの演舞などが観られます。もちろん屋台村も楽しむこともできます。ウインターサーカスの会場にもなってるので夕方から夜にかけては、雪と光が織りなす幻想のランド・アートを見ることができます。最後には花火も上がるお祭りです!
日程:2014年2月9日~10日
会場:東神楽町 ふれあい交流館前 ひじり野公園
お問い合わせ:東神楽町 0166-83-2111

・ふらのスキー祭り
ゲレンデでバギーキューブや圧雪体験、馬ソリなどが楽しめる。牛乳早飲み選手権やゲレンデ内宝探し、スキー場横断レース、雪の運動会などちょっと変わったイベントも体験できます!屋台には、地元の食材を使ったメニューが盛りだくさん並びます。
自衛隊の楽団によるコンサート太鼓演奏もあるので見どころ盛りだくさん。
最後には花火大会がフィナーレで最高に盛り上がります。

日程:2014年02月01日~2014年02月02日
会場:富良野市 富良野スキー場
お問い合わせ:ふらの観光協会0167-23-3388(9時~18時)

・ふらの歓寒村
一番のオススメは雪だけで作ったスノードームカフェ。イスやテーブル、カウンターその全てが雪で出来ています。雪の中でほっこり過ごせます。そのほか、遊びは、雪の滑り台や、かまくら、バナナボートなどのスノープレイランドもある。カップルでも、フアミリーでも友達同士でもたのしめるお祭りです。夜のみの営業で、「雪華の路」も幻想的にライトアップされキレイで非日常を味わえるスポットです。

日程:2013年12月21日~2014年3月9日(期間中無休)
会場:富良野市 新富良野プリンスホテル/ピクニックガーデン内
お問い合わせ:ふらの観光協会 0167-22-5777
入場料:300円(スノーチュービング体験料一回分が含まれています)

 

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