毎日暑い日が続いていますが、お盆も終わって8月も終わりが近づいてきました。まだまだ残暑が厳しく秋はほど遠いように思いますが、もうすぐ9月になるし、季節の移り変わりというのは早いものです^^;

だけど、9月が来る前に北海道登別市で行われている登別最大のお祭りが待っていますね^^このお祭りへ行かないことにはまだ夏は終わりません!秋を迎えることなんてできません!!
ということで、今回はいよいよ今週末に迫った「登別地獄まつり」のご紹介をします♪

「登別地獄まつり」は、毎年8月の最終土曜日と日曜日に登別温泉極楽通りで行われているお祭りです。

登別温泉の名所である地獄谷の“地獄の釜の蓋”が開き、閻魔大王が赤鬼や青鬼を引き連れて温泉街に姿を現します。
活火山の噴火による爆裂火口跡として、地獄谷が出現したのが約1万年前のことです。その地獄谷には年に一度“地獄の釜の蓋”が開き、閻魔大王が大勢の赤鬼や青鬼を従えて温泉街に現れるという物語が古くから息づいているのですが、「登別地獄まつり」はその物語にちなんだ登別最大のイベントとなっています。
閻魔大王や鬼が出てくるので、もしかしたら小さな子どもには怖いお祭りかもしれませんね^^;

1951年7月に支笏洞爺国立公園の国立公園指定に伴い開催された「温泉祭り」が登別地獄まつりのはじまりで、1964年9月4日に第一回となる「登別地獄まつり」が開催されました。2004年にはお祭りの期間が2日間に短縮され今でも2日間の開催なのですが、第五十回となった2013年は3日間開催されたりもしました。
2014年には、地獄についてを描いたアニメ「鬼灯の冷徹」とのコラボレーションも行われ、日本全国からファンが訪れたこともあるんですよ^^

お祭りの開催中は、温泉街のメインストリートである極楽通りでは、「前触れ太鼓」や、重さ約1トンの赤鬼みこしが登場する「鬼みこし暴れねりこみ」、観光客もいっしょに踊れる「鬼踊り大群舞」、高さ約6mの閻魔大王が形相を変えて地獄の審判を下す「閻魔大王からくり山車」など、さまざまな催しが行われます。

温泉街の極楽通りを閻魔大王が練り歩く様子は、見ごたえがあります!
登別地獄まつり

お祭りのフィナーレを飾るのは、夏の風物詩とも言っていいい豪快な打ち上げ花火!夏の夜空に咲く花火に感動するとともに、夏の終わりを感じるかもしれませんね^^

歴史もあり、迫力もあり、見ごたえがあるので、一度は訪れてみてほしいお祭りのひとつです。
花火は2日目だけですが、閻魔大王からくり山車や、鬼みこし暴れ練りこみ、鬼踊り大群舞などは2日間行われているので、どちらか1日だけでも訪れてお祭りを楽しんでみてはどうですか~?
夏の終わりに素敵な思い出ができると思いますよ( ´艸`)