突然の始まりですが・・・爬虫類は嫌いなので、もちろんヘビは嫌いです。
あのクネクネ動く姿も、ペロンと出す舌も、ウロコも・・・何かをされた訳ではないのですが、全部嫌いなのです。
だから、テレビでヘビ好きなんです~♡と体に巻き付けているのを見ると、有りえへん!と思ってしまうんですよね。なのに、自分の守り神は「ヘビ」だと思っている私。
一時、夏になると決まって、蛇の夢を見る日が何日もあったりしたせいでしょうか。
思い込みで、ヘビの指輪まで買ってしまったのには、自分でも呆れていますが・・・
元々嫌いな生き物の指輪などするはずがないですよね。大失敗です(-_-;)
ヘビは最も霊性が高い存在として、世界中で崇められ、同時に忌み嫌われてきました。
強い生命力、治癒力、再生力、優れた知恵、豊作の象徴などの、神聖で良い意味がある一方、執念深さ、誘惑、破滅の象徴といった、悪の化身とも呼ばれるくらい悪い意味も持っています。
ヘビの中でも白ヘビは、最高の霊力を持つと言われ、生命の源・出世・金運・財運をもたらし、蓄財の神でもある弁財天の使いと言われています。また、神の化身、神の使いと呼ばれる白ヘビが夢の中に出てきた場合は、幸運の訪れを予感させる大吉夢なのです。
とここでまた私事ですが、小学生の頃、家の裏の畑に白ヘビがいる夢をみました。多分「日本昔ばなし」あたりで知恵をつけた私は、朝起きると同時に畑に向かい、お金が落ちていないか探したことがあります。夢のヘビはグレーがかっていたにも関わらず、白ヘビと信じて探したのですが、あるわけもなく子供ながらに落ち込んだのを覚えています。こんな過去もあってか、やっぱり自分の守り神は「ヘビ」だと信じずにはいられないのです。
毎年7月に、然別湖を舞台に繰り広げる「白蛇姫まつり」。
凶年の年に白蛇の化身が現れ、湖でオショロコマを得て飢えをしのいだという「白蛇姫伝説」。
湖の守り神である女神に、一年の豊作と安全を祈願する鹿追町の一大イベントです。
アイヌの人々の夢のお告げをもとにした、全長13mの親ヘビと8mの子ヘビの勇壮な舞は、幻想的で神秘の世界を作り上げます。
特に然別湖畔において、夜にスポットライトを浴びて催される、リアルな白ヘビの舞いは、とても感動的です。ステージでは、華やかなアイヌの民族音楽が奏でられ、おとぎ話が現実になったようなクライマックスを迎えるのです。
アイヌの人々による神々への儀式「カムイ・ノミ」やアイヌの古式舞踊など、自然との関わりも体感することができます。
鹿追町白蛇姫舞保存会と、それを支える白蛇応援隊が、ひとつひとつ丁寧に作り上げられた白ヘビは、やがて魂を吹き込まれ勇壮な舞を繰り広げます。
受け継がれ守られていく伝統。アイヌの人の魂は生き続けていくのですね。
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